[上段左から] 私(石河)・恩田・加藤・篠田・名和
[下段左から] 南谷・丹羽・松田・森(会長)・山本
岐阜市で畳店を継承する若手有志と材料商で作る10名の会です。
畳店は全員が品質管理責任者および畳製作1級技能士の資格を持ち、地元に密着した信頼のできる畳店です。毎月集まって親睦を図り、畳についての技術や知識を深めています。岡山や熊本などの産地にも研修に出かけたり、ボランティアで毎年福祉施設の畳替えも行っています。
皆、同じ街で畳店を営むライバル同士でもあるわけですが、なぜか良くまとまっています。行事・準備は全員参加。お互いに仕事の面で協力したり、分からない事は皆親身になって相談に乗り合っています。皆と知り合えて良かったと思います。
毎月、岐阜の繁華街で会合があります。色々な情報交換も兼ねて親睦を深め合っています。その後、一部の人は夜の柳ヶ瀬に繰り出します。
岐阜市は歴史のある街です。長良川の鵜飼や岐阜城などの観光都市でもあります。宿泊施設や和の建物が多く点在します。
三四五会メンバーは皆、そんな岐阜の町で生まれ育っています。ですから岐阜地区に敷かれている畳は、私たちが守って行きます。三四五会のネットワークなら、何百帖という畳工事でも数日で完了可能です。地域に密着した畳店なら、アフターフォローも万全です。その節はどうかご一報下さい。
・広島へ研修旅行(2016.Aug.28〜29)
・岐阜市加納児童センター畳替えボランティア(2014.Sep.22)
・ぎふ信長まつり2013若宮町会場での催し(2013.Oct.06)
・岐阜市長良児童センター畳替えボランティア(2013.Sep.23)
・ぎふ信長まつり2012若宮町会場での催し(2012.Oct.07)
・岐阜市西児童センター畳表替えボランティア(2012.Sep.22)
・伊豆へ研修旅行(2012.Jun.02〜03)
・ぎふ信長まつり2011若宮町会場での催し(2011.Oct.01〜02)
・岐阜市黒野児童館畳表替えボランティア(2011.Jun.28)
・「小さな親切」運動本部より実行章(2011.Jun.07)
・沖縄へ研修旅行(2011.Feb.06〜07)
・ぎふ信長まつり2010若宮町会場での催し(2010.Oct.02〜03)
・
岐阜市岩野田児童センター畳表替えボランティア
(2010.Sep.23)
・
岐阜市より感謝状
(2009.Nov.11)
・
ぎふ信長まつり2009若宮町会場での催し
(2009.Oct.03〜04)
・
岐阜市梅林児童館畳替えボランティア
(2009.Sep.19)
・
岐阜県から新しい畳の発信/技術勉強会
(2009.Sep.13)
・
京都大徳寺大仙院へ研修旅行
(2009.Jul.05)
・
熊本産畳替えキャンペーン2009
/岐阜市全域に折込広告(2009.Jul.01)
・
岡山へ研修旅行
(2009.Feb.03〜04)
・
ぎふ信長まつり2008若宮町会場での催し
(2008.Oct.04〜05)
・
岐阜市日光児童センター畳表替えボランティア
(2008.Sep.23)
・熊本産畳替えキャンペーン2008/岐阜市全域に折込広告(2008.Jun.01)
・
ぎふ信長まつり2007若宮町会場での催し
(2007.Oct.06〜07)
・
岐阜市本郷児童センター畳表替えボランティア
(2007.Sep.23)
・
熊本へ研修旅行
(2007.Feb.04〜05)
2010.Sep.23
9月24日の畳の日にちなんだ、児童センターの表替えボランティアを行いました。今年は岩野田児童センターに決まりました。
今年は名和君が幹事を引き受けてくれました。張り替えは全員が手分けして行いました。敷き込みをする山本会長とメンバーです。
9帖の熊本産「ひのさくら」を使いました。いつも思うのですが、国産の畳表は香りが違います。本当に良い香りが部屋中に広がります。
毎年行う畳替えボランティアも、今年で4回目になりました。地道に続けて行ければと考えています。
2009.Nov.11
9月に行った、岐阜市梅林児童館の畳替えボランティアについて、岐阜市長より感謝状を贈呈したいという打診を頂いておりました。
そして今日、メンバーを代表して篠田会長・石河・加藤・竹中の4名が、岐阜市役所に受け取りに行きました。
箕浦準二福祉部長より感謝状が手渡されると、フロアーの職員さんから大きな拍手が沸き起こりました。
「洋間が増えた今、子どもたちが身近に日本の伝統文化でもある畳と接する機会を提供したい。」
なぜ児童館のボランティアを始めたのか、また最近の畳事情について、箕浦福祉部長と会談をしました。
この様子は、翌日の岐阜新聞にも報道されました。これからも、出来る限りボランティアを続けて行きたいと考えています。
2009.Oct.03〜04
今年もぎふ信長まつりがやってきました。岐阜地区畳組合でブースを出展しますが、2日目は道路の中央で畳ゴルフを行いました。
朝早くからメンバーで組み立てを行います。三四五会オリジナルの遊具です。
毎年、少しずつ改良をしたり補強を行っています。大きな遊具ですので、各部分に結構なテンションがかかります。角の支柱をアングルで固定しました。
毎年、道路の中央で行っていますので、若宮町広場を訪れるほとんどの人がこの畳ゴルフをご存知のはずです。
こんな簡単な作りなのですが、最近はゲームばかりでこういう遊具がないせいでしょうか、子どもたちに大人気!です。
午後3時には用意した500個の景品がなくなりました。それでもこの通りの行列ができています。
今年も多くの子どもたちに「畳」を発信する事ができました。
2009.Sep.19
三四五会が毎年秋に行っている畳替えのボランティア。「子どもたちが国産の畳と触れ合えるように」というコンセプトから始まりました。
毎年、公共の施設を対象に、国産畳表での張り替えを無料で行っています。
今年は梅林児童館に決まりました。床材が悪くなっていましたので、今回は採寸の上、10帖の畳を新調することになりました。畳表は安心安全な熊本県産の高級畳表「ひのさくら」を使用します。
畳の肌触り・香り・色などに、集中力や記憶力を持続させる効果のある事が、北九州市立大学の
森田洋准教授の研究で
明らかになっています。論文は
学会で発表
され、科学的にも証明されています。
先日お聞きしたのですが、幼児期、それも3歳から9歳位までの間が、最もその効果があるとおっしゃっていました。
と言うことは、児童館等の施設に畳部屋は不可欠なのです。市町村には是非予算を取って頂きたい!
三四五会のメンバー全員が、手分けして畳を作り敷き込みを行います。子どもたちのために行うボランティアの畳仕事は、やり甲斐があります。おそらく全員がそれを感じていると思います。
今回の世話役は、地元の加藤君です。初めの交渉から作業に至るまで、窓口になってやってくれました。実にいい顔してます。
熊本畳表のいい香りがプンプンする中で記念撮影。今年もまた、子どもたちに国産畳の香りを贈る事ができました。思う存分、畳の上で遊んで下さいね。
三四五会の皆さん、今年もお疲れさん!
2009.Sep.13
岐阜県内の畳製造メーカーが製作する新しい畳の勉強会が、大垣職業訓練校で行われました。三四五会メンバーの他、県内の熱心な畳店が参加しました。
講演をお願いしたのは、
(株)国枝
の国枝幹生社長と、
(有)成瀬製畳
の成瀬巧社長です。国枝社長からはスピーカー畳、またデザイン畳として注目の高い
京美新新
という商品について説明がありました。
成瀬社長からは、畳+リラクゼーションを可能にした
音畳
について紹介がありました。単にスピーカーが畳に埋め込まれているというレベルの商品ではありません。専用のアンプがセットになっているくらいです。実際に畳に触れたり座ったり寝転がってみると、畳がウーハーになり低温の響きというか畳自体の振動が凄いです。
成瀬社長曰く、店舗のガラスなどを振動させる装置をヒントにされたそうで、実際に企業の休憩室などにも納入されているそうです。
私たちの岐阜県には、こんな新しい畳を発信する企業があります。皆さんもぜひこれらの畳を見て体験して頂きたいと思います。もちろん、これらの畳の御注文も承っております。
2009.Jul.05
大垣職業訓練校の研修旅行に三四五会が便乗させてもらいました。行先は有名な
京都大徳寺
の塔頭の一つ、
大仙院
です。文化財畳保存会の中村会長に案内を頂き、室町時代の庭園・襖絵・方丈の間を見学させて頂きました。
大和宗貴住職のとても人を引き付ける軽快な案内が、とても分かり易かったです。秀吉と千利休が茶を飲んだと言われる茶室の畳には、私の見た目では熊本表(ひのさらさ)が使われていました。
驚いたのは、庫裏にある畳が寛永時代(およそ400年前)に作られた畳床で、今なお張り替えを繰り返して使用されている事です。藁(ワラ)という農産物の、驚くべき耐久力です。実際に畳を上げて裏側を見させて頂きましたが、確かに年号が書かれていました。
拝観の最後に、大仙院の尾関宗園閑栖にお会いする事ができました。TVや著書に活躍されている方です。著書と
「今こそ出発点」
という屏風を購入しました。「将来は今この瞬間ここにある。今ここで頑張らずにいつ頑張る。」胸にグサッと来る言葉です。
2009.Jul.01
岐阜市全域に約8万部、そして1ヶ月後にメンバーの周辺に限定して4万部、新聞の折り込み広告を出しました。三四五会の財源の大半を使っての、一大イベントです。
左側が表面です。今回使用するくまもと産畳表ですが、過去に農林水産大臣賞に2回輝き、
農林水産祭天皇杯日本農林漁業振興会会長賞
をも受賞された、八代郡氷川町の藺草生産農家
早川猛
さんから仕入れた畳表です。
右側が表面のようにも見える裏面です。メンバーの意見を反映し、とにかく目立つデザインにしました。○○○ページさん、大いに参考にさせて頂きました。
そして当店でも、何人ものお客様から御注文を頂きました。予算次第ですが、またやって行きたいと思っています。
早川さんの畳表には、「職人魂表」という印が押されていますが、確かに藺草の打ち込み度合いは特筆すべきものがあります。それでこの価格(特にひのさくら表替え\12,600)ですから、キャンペーンで畳を替えて頂いたお客様は、本当に良い買い物をされたと思います。
キャンペーンの最中でしたが、
刈り取り
で熊本に行ったので、早川さんご夫妻にお会いしてきました。出来上がったチラシを見せると「良く出来ていますね」と喜んでおられました。
早川さん、これからも宜しくお願いします。
2009.Feb.03〜04
2年ぶりの研修旅行です。岡山も畳材料に深い関係がある県です。一日目最初に訪れたのは
西中織物(有)
です。高反発の床材を実際に踏んでみました。畳と呼ぶよりもマットに近い感触。境界ってどの辺りなんでしょうかね。どこまでが畳で、どこからがマットなのか。
畳縁で高いシェアを持つ、
高田織物(株)
に行きました。物凄いスピードで、何百本もの糸が交互します。型紙を基に織機が動いているのですから、超アナログです。驚きました。
翌日訪れたのは
ダイケン工業(株)
です。和紙で作られた「銀白」「清流」は、最近の畳需要の高い製品です。担当者が色々な質疑に答えてくれました。和紙はい草に比べて何倍もの強度があります。
和紙のこよりから「銀白」「清流」が出来るまでの長いラインを見学して来ました。ライン最後の畳表を織る織機は、廃業した農家から買い取ったとか。何か複雑な心境でした。
2008.Oct.04〜05
毎年恒例の岐阜信長まつりがやってきました。岐阜地区畳組合の出展ブースで、ミニ畳の販売等を行いました。皆さんよくご存知ですね、ミニ畳は毎年良く売れます。
今年は国産畳表替え企画も行いました。良い物を安く消費者の方に届けます。三四五会メンバー篠田さんの苦心作、畳縁(へり)で作ったトートバッグもすべて完売。
畳ゴルフです。今回は一日のみの登場ですが、場所は道路の中央。道行く人が必ず立ち止まります。メンバーも毎年、子ども達との交流を楽しみにしています。
全員に参加賞が用意してあります。あいにくの小雨まじりのお天気でしたが、300人近いチビッ子が、畳と関わってくれました。来年も待ってまーす。
2008.Sep.23
昨年と同じ秋分の日、今年は日光児童センターの9帖の畳表替えを行うことになりました。メンバーが分かれて3店の工場で行います。
敷き込みです。畳表は安心安全な熊本県産の「ひのさくら」を使用。カメラ目線は南谷君、地元なので世話役を引き受けてくれました。
所長さんや子どもたちと記念撮影。子どもたちは「いい匂いがする!」と大変嬉しそうでした。メンバーもやった甲斐があります。
子どもたちに、畳の香りというものを贈る事ができました。
MISSION COMPLETE
2007.Oct.06〜07
毎年行われる岐阜信長まつりに、岐阜地区畳組合が出展します。その目玉となる企画を三四五会が担当しました。早朝、さっそくメンバーが組み立てを行います。
毎年、多くの人が若宮町歩行者天国にやってきます。その道路の中央に今回の企画「畳ゴルフ」をOPENしましたが、すぐにチビッ子が「うわーっ、面白そう」と言って、どんどんやって来ました。
畳+ゴルフ+スマートボールといった感じです。メンバーが知恵を出し合い、すべて畳に関係のある材料で作りました。延べ2日間で500人以上の子どもたちが、靴を脱いで畳に上がりプレーをしました。
どこかで見た顔だと思ったら、将来の7代目?でした。将来彼もこんな企画をやることになるのでしょうか。
今回、多くの子ども達に「畳」を体感してもらえて大成功でした。
2007.Sep.23
秋分の日の朝、本郷児童センターに集合しました。今日は12帖の畳を、メンバーで手分けして張り替えます。
私の工場も3帖を受け持ちました。作業を行う篠田さんです。ダイエットにもなって一石二鳥。
午後、施工が終わりました。畳表は熊本県産の「ひのさくら」を使用。畳縁はキャラクターが織られたキッズ仕様です。
所長さんにも大変喜んで頂きました。子どもたちが、安心安全な国産畳に接する機会を提供できました。
2007.Feb.04〜05
一日目、熊本城観光とゴルフ組に分かれました。毎年4月にライフカードレディースが開催される、有名な熊本空港国際C.Cです。
二日目、熊本県農業研究センターい業研究所を訪問。品種改良などの話を聞く事ができました。
色焼けた「ひのみどり」と「在来種(岡山3号)」です。ひのみどり(左)の方が、黒い変色藺草が少ないのが良く分かります。
飯飯工房藺家にて昼食。(橋本君と)
国産オンリーの廣野商店を見学、廣野社長には今回色々とお世話になりました。
JA鏡支所を見学。
最後は水前寺成趣園を訪ねました。萱葺の古風な建物が古今伝授之間(こきんでんじゅのま)です。
今から四百年ほど前、京都御所の中に建っていたものです。畳表はもちろん熊本産、ひのさらさが使われています。
桃山式の優美な回遊式庭園をバックに全員で記念撮影
畳‐岐阜ドットコム 有限会社 石河製畳店
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